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気温の上昇とともに、出番が増える水筒。
最近は、公園などでも水筒を持参している小学生をよく見かけます。
いつでも、どこでも、手軽に水分補給の出来るアイテムですが、水筒に炭酸がダメな事をご存知ですか。
今回は、水筒に炭酸がダメな理由と、炭酸もOKな水筒をご紹介しますね。
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水筒に炭酸がダメな理由
炭酸飲料のシュワシュワ感が好きな方も多いですよね。
特に夏の暑い時は、炭酸を飲んでリフレッシュしたくなることもありませんか。
そんな時、水筒に入れて持ち運びが出来たら便利ですよね。
でも、待ってください！その水筒、炭酸飲料を入れても大丈夫な製品ですか？
炭酸飲料を水筒に入れると、大変な事が起きる可能性があります。
どんな大変な事が起きるか、見ていきましょう。
1 炭酸が抜ける
水筒は、液体をこぼさずに持ち歩くためのものです。
気体になった炭酸は、水筒の外へ抜け出てしまいます。
2 フタが開かなくなる
一度開けたペットボトルが、炭酸でパンパンになっているのを見たことはありませんか。
水筒でも同じことが起こります。
水筒の中が炭酸の圧でいっぱいになると、フタが開かなくなることがあります。
3 飲料が吹き出す
水筒に入れた飲料は、もちろん持ち運びますよね。
持ち運びの際に揺られた炭酸飲料は、フタを開けた際や、移動中に圧でフタが開いてしまい、あふれ出てくることがあります。
4 水筒が破損する
一番気をつけなくてはいけない理由が、破損です！
最近の水筒はしっかりした作りのものが多いので、水筒自体が壊れることは少ないかもしれませんが、フタが飛んだり、中栓が圧で破損してしまう事があり、怪我につながる可能性もあります。
炭酸水を入れた水筒が開かなくなった時の開け方
知らずに炭酸飲料を入れてしまった、子供が入れてしまったなどで、万が一フタが開かなくなってしまった場合の対処法です。
炭酸飲料は温度の上昇とともに、炭酸が液体から逃げてしまい、水筒内の圧が高くなるためフタが開かなくなってしまいます。
そのため、水筒が開かなくなってしまった場合、水筒を冷やして中の圧を弱くすることで開けられるようになります。
氷水に浸ける、冷蔵庫に入れるなどして、水筒内の圧を弱くしてから開けてみてくださいね。
※冷凍庫は、凍ってしまうと液体が膨張してしまい、開かなくなるので避けましょう。
意外？炭酸以外にも水筒ダメな飲料
炭酸以外にも、水筒に入れてはダメな飲料があります。
それは「酸性」度の高い飲み物です。
ステンレス製の水筒の場合、酸性の飲み物は水筒内を傷つけ、内部の銅などの金属が溶け出し、頭痛やめまい、吐き気などの中毒を起こす恐れがあります。
酸性の飲み物とは？
- スポーツ飲料
- 果汁飲料
- 乳酸菌飲料
- 牛乳
スポーツ飲料を水筒に入れて持参したい時は、スポーツ飲料専用の水筒や、プラスチック製の容器を使用しましょう。
また、みそ汁など塩分の強いスープ類も、錆びの原因となりますので避けましょう。
炭酸OKのおすすめ水筒４選
炭酸飲料もダメ、スポーツ飲料もダメと言われては、悲しくなりますよね。
ダメと言われても、夏はやっぱり炭酸飲料ですっきりしたい！そんな方におすすめの、炭酸飲料OKな水筒をご紹介します。
HYDRO FLASK （ハイドロフラスク）BEER & SPIRITS 32 OZ GROWLER-PACIFIC
ここでは、ボトルタイプ950ｍｌ程はいる製品をご紹介していますが、フタの閉まるボトルタイプや、フタのないタンブラーのようなタイプまで、様々出ているハイドロフラスクbeerシリーズ。
耐久性・耐錆性に優れたステンレスを使用するなど、様々な部分にこだわられた製品で、炭酸飲料も持ち運ぶことが出来ます。
ステンレスが二重になっているので、中身の温度が長時間保たれるのも嬉しいですよね！
スノーピーク 魔法瓶 TW-071 システムボトル
水筒のように直接飲み物を入れることも、350ml缶・500ml缶をそのまま入れて持ち運ぶことも出来る優れものです。
キャップは
- 保冷剤が内蔵され、冷えた缶をそのまま入れるだけの保冷専用
- 飲み物を直接入れて、水筒のように持ち運ぶ際の、保温保冷専用
- 飲み口に直接口をつける、タンブラータイプ
とあり、飲み物の種類や様々なシーンに使えるのは嬉しいですね！
SIGG（シグ） ホット＆コールド ワン
ワンタッチでフタが開けられる、「SIGG(シグ) ホット＆コールド ワン」。
飲み口を好みの位置に移動でき、密閉性にも優れているため、炭酸飲料も持ち運べます。
また、SIGGシリーズはストロータイプの飲み口のもの、フタを回して開けるボトルタイプなど、様々な製品が出ているので年齢や用途に合わせて選べるのも嬉しいですね！
BOHNAM（ボーナム） HARGRAVE GROWLER
ビール好きのお父さんに朗報です！こちらはビールを持ち運ぶために作られた？！ボトルです。
ゴムパッキンが付いているので、ビールがこぼれることなく、持ち運ぶことが出来ます。
まとめ
- 水筒の破損・飲み物の吹きこぼれ・フタが開かなくなるなどの恐れがあるため、炭酸飲料を水筒に入れるのはやめましょう。
- 果汁飲料、乳酸飲料、スポーツドリンクなどの「酸性」の飲み物は、水筒内部から銅などが溶け出し、中毒を起こす可能性があるため危険です。
- 炭酸飲料や、スポーツドリンクを水筒で持ち運ぶときは、入れたい飲み物に対応している水筒を選びましょう。
- 炭酸飲料におすすめの水筒は、もう一度本文をチェック！！アウトドアメーカーなどから、様々な炭酸飲料対応飲料が発売されています。
あとがき
うっかり炭酸飲料や、酸性の飲料を入れてしまっていたら、楽しいお出かけが大変な時間になるところでした。
でも、炭酸飲料が持ち運べる水筒があるのは、私も驚きです！
暖かくなり、外出が楽しい季節になりましたが、同時に水分補給も大切になりますよね。
水筒を上手に使い分けて、楽しく家族でお出かけしてみてはいかかですか。