水筒に炭酸はNG!その理由とは?
「外出先でも炭酸飲料を飲みたい!」と思っても、一般的な水筒に炭酸を入れるのは危険です。
では、なぜ炭酸が水筒に向かないのでしょうか?
炭酸がダメな理由4つ
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炭酸が抜ける
水筒は密閉性がありますが、炭酸ガスは抜けやすく、シュワシュワ感がすぐになくなります。 -
フタが開かなくなる
炭酸ガスの圧力で内部が膨張し、フタが固く閉じてしまうことがあります。 -
吹き出し事故の危険
持ち運び中に揺れると、開けた瞬間に飲料が勢いよく吹き出すことがあります。 -
水筒が破損するリスク
内圧でフタや中栓が破損し、ケガにつながる恐れがあります。
👉 これは、メーカーも注意喚起している事項です。
出典:サーモス公式「よくあるご質問」
炭酸を入れてしまった!開かないときの対処法
炭酸飲料を誤って水筒に入れ、フタが開かなくなった場合は 冷やすのが基本です。
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氷水に浸ける
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冷蔵庫で冷やす
これにより炭酸ガスの圧力が下がり、開けやすくなります。
※冷凍庫はNG(液体が膨張しさらに開かなくなる恐れ)。
水筒に入れてはいけないその他の飲料
実は、炭酸以外にも「水筒に入れると危険」な飲み物があります。
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スポーツ飲料・果汁飲料・乳酸菌飲料・牛乳
→ 酸性度が高く、ステンレスの内側を腐食させ金属成分が溶け出す恐れ
出典:消費者庁「食品と金属溶出に関する注意」 -
みそ汁やスープ類
→ 塩分が原因でサビや腐食のリスクあり。
👉 長時間の保存は避け、専用ボトルやプラスチック容器を利用しましょう。
炭酸もOK!おすすめ水筒5選(2025年版)
1. サーモス 保冷炭酸飲料ボトル FJK-500
価格:約1,958円〜
圧力解放機構を備えたサーモスの最新モデル。真空断熱構造で冷たさをキープしつつ、炭酸も安全に持ち運べます。
2. 無印良品 ステンレス保冷ボトル(炭酸OK・600ml)
価格:約2,990円
シンプルデザインで炭酸対応を明記。無印らしい日常使いにマッチするモデルです。
3. Peacock(ピーコック) ステンレスマグボトル AJL-R70 炭酸対応
価格:約3,200円
塩分にも強いSUS316ステンレス採用。内圧が高まるとパッキンから圧を逃す仕組みで安心。
4. タイガー 真空断熱炭酸ボトル MKB-T060
価格:約4,400円〜
雑誌比較でも高評価。炭酸キープ力と保冷力のバランスに優れたタイガーの人気モデル。
5. STANLEY クラシック真空グロウラー 1.9L
価格:約8,000円〜
アウトドアブランド「スタンレー」の大容量モデル。クラフトビールや炭酸水を長時間キープ可能。
まとめ
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一般的な水筒に炭酸は入れない!(破損・吹き出し・中毒リスク)
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酸性飲料やスープ類もNG(金属溶出や腐食の恐れ)
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炭酸を持ち運ぶなら「炭酸対応水筒」を選ぶことが必須